頻度、数、確率の使い分け
頻度について、とっても分かりやすい表があったので紹介します。
図の通りです。
①always いつも 100%
②usually たいてい 90%
③frequently よく 80%
④often しばしば 70%
⑤sometimes ときどき 50%
⑥occasionally たまに 30%
⑦seldom めったに 10%
⑧rarely 稀に 5%
⑨never けっして 0%
③と④、⑤と⑥、⑦と⑧は同じ程度で捉えている方が多いのでは?
他に、数の表現として
a few < several
いずれも数個の、いくつかの、という意味ですが、a few は、2〜3個、several(格式張った表現)は、3〜9のイメージです。
さらに確率の副詞を分析しましょう。
probably 80 〜 90%
maybe 40 ~ 50%
perhaps 30 ~ 40%
possibly 10 〜 20%
つまり
possibly < perhaps < maybe < probably
です。
日本人は学校教育のせいか、maybeを使いがちですが、ビジネス英語の解答として使うと、かなり「テキトー」感が出てしまうので、避けましょう。50%ほどの半々の確信しか持てない意見を言ういい加減な人間、との印象を与えてしまいかねません。
I've no idea.と正直に伝えるか、少し考えて、I'm sure 〜. と伝えてみてはいかが?
例えば降水確率で考えてみましょう。20-30%なら傘は私は持ち歩きません。70-80%なら持ち歩きます。50%と言われたら......悩んでしまいますね。どっちやねーん!と。結局は保守的に渋々持参しますね、多分、きっと、おそらく。酸性雨が怖いので。
ご意見募集してます! なお、記載した数値はあくまで目安であり、絶対的なものではありません。そもそも人文科学の世界に絶対概念は相容れないと考えます。